黄金の翼に乗って、飛び交う歌声♪

昨日のオペラ「ドン・カルロ」に引き続き
今夜はミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団の特別演奏会♪
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昨日の今日なので、何だかとっても贅沢なアンコールを延々聴かせていただいてるような錯覚に陥ります。
席はS席にもかかわらず2階の中央左より。NHKホールは横長なので昨日の東京文化よりステージが近くに感じました。
響き的には十分堪能できる範囲内。

指揮も引き続きダニエレ・ガッティ。

曲目もご存知の曲ばかりで嬉しい!

☆「ルイザ・ミラー」序曲
☆「聖十字軍のロンバルディア人」より「大いなる都イェルサレム」「おお主よ、故郷の家々を」
☆「マクベス」より第三幕のバレエ音楽、「虐げられた祖国よ」
☆「ドン・カルロ」より「喜びの日の夜が明けた」
☆「ナブッコ」序曲、「祭りの晴れ着がもみくちゃに」「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」
☆「シチリア島の晩祷」序曲
☆「オテッロ」より第三幕のバレエ音楽
☆「アイーダ」より「凱旋の合唱」
☆「オテッロ」より「炎の合唱」(アンコール)

ね、凄い盛りだくさん!

ガッティの指揮は昨日の演奏よりもさらにテンポを揺らし、引き摺るようにぐーっと遅めのテンポで破綻寸前。
そこはスカラの人々、どんなテンポにも合わせるぞと懐深く破綻のはの字も匂わせない。

マクベスのバレエ音楽は大好きなところで、ウォークマンで今日も聴いてました(アバド&スカラ盤)。
実演でしかもスカラで聴くとなんとかっこええんでしょうか!
同じくマクベスの合唱は、スカラの合唱団が完全に語り部となって、情景が思い浮かべられます。
この曲はこうやって歌うんだよ、素人の諸君と頭をがつんと殴られたようでした。

ドン・カルロは本当に昨日アンコールしたかった部分。
どす黒いお坊さんたちの読経のあとにキラキラ輝く天使が羽ばたくのが見えました。

そしてナブッコ!
以前、ミラノでムーティの指揮で聴いた迫力が、響きが蘇ります、お久しぶり!
もちろんムーティと比べちゃ酷だけど、ガッティの引き出すスカラの魅力もあるわけで、これはこれでありなナブッコでした。
Va,Pensiero の美しいことこの上なく・・・ちょっとうるっと・・・。

シチリアの序曲もかっこいいんだなぁ。静かな前奏部からスネア・ドラムのクレッシェンドとともに鳴り響く歯切れのいい全奏のダイナミックな迫力に圧倒されます。

次の曲はお恥ずかしいことに、最初なんの曲だか分かりませんでした。
で、しばらくすると、あーオテッロかぁと納得。
これちゃんと聴いたことが無かったので、ホント嬉しい収穫でした。

最後にアイーダの凱旋。
これが贅沢で贅沢で。
テノールかっこいいなぁ、結構お歳の団員も多いのに、なんてキラキラした声が出るんでしょうか。
アイーダ・トランペットもしっかり用意されていて、そのまま凱旋の行進が目に見えるようで。
曲が終わってソリストの歌が始まって、そのまま全幕演奏しちゃえばいいのに~

全曲終わってカーテンコールが延々続きます。
あらん限りの力を込めて拍手するしかないです、この極まった想いを伝えるには。

かなり手が痛くなった頃、アンコール!
オテッロの炎の合唱をさらっとアンコールで歌うなんて心憎いというか素敵過ぎます。
軽やかで力強くて、鞭のようにしなりつつ波状に折り重なりあう声の奇跡。
昇天です。。。

今日の演奏はある意味、とんでもなく良くできたプロモーションです。
ガッティの本日の演奏曲目は全て全曲演奏で聴いてみたくなりましたもん。
また、すぐスカラを引き連れて戻ってきて欲しい(><)!
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by amarali1969 | 2009-09-16 23:00 | 音楽


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