梁さんのベトナム・フォーの店、出会いと別れ。。。

桜木町の人通りの少ない桜新道沿いに、赤い看板が目印の定食屋然としたお店があった。

看板にはでかでかと「梁さんの・ベトナム・フォーの店」と書かれている。

この店と出会ったのは今年の4月ぐらいだろうか。初めて足を踏み入れたのは、相方の誘いだった。正直、町の定食屋といった感じで、コンクリート打ちっぱなしの安普請、蛍光灯の灯りが寒々しかった。

とりあえず奥のテーブルに陣取って壁のメニューを見る。驚いた。カタカナで標記されているがわかったのはフォーと餃子ぐらいで、他のものはタイ語なのかベトナム語なのか全くわからない。

困惑していると店主がメニューを持ってきてくれた。壁に書かれた難解なメニューの横に説明が書いてある。蒸し鶏ご飯、大海老の卵炒め、空芯菜の炒め物などなど、食欲がそそられるメニューが並んでいるが、やはりここは看板にあるフォーをいただくことにした。

相方はシーフード・フォーで僕は茹で牛肉のフォー。
プラス空芯菜の炒め物と揚げ春巻き(生春巻きは残念ながら売り切れ)、ナシゴレンを注文。

注文したものを待つ間、店内を眺めていると、雑誌の切抜きや新聞のコピーなどが壁一面に貼り付けてある。写真に写っているのは少々若い頃の先ほどの店主の姿だ。

どれも80年代から90年代にかけてのもの。プロフィールも載っていたのでちょっと紹介すると


梁超華(リョウ・チョウカ)

  ベトナム、ハイフォン生まれ。ラオス、タイと移り住み、料理人として1974年に来日。
  東京都内の中華、イタリア、エスニック料理店勤務を経て、横浜でも最大規模を誇る
  倉庫を改造したシーフードレストラン「タイクーン」の総料理長を経て、「アジアンヒー
  ト銀座店・新宿店」のプロデュースを手がける。


料理本の執筆もされていて「梁さんのおいしい中国家庭料理」「アジアエスニック料理」などは今でも評価が高いようだ。

そんな栄華を誇った写真の数々とこのお店を見比べるとその落差に目を疑うが、どうやら体を患って一線から退いたようなのだ。

以下はこの出会いの日以来、いただいた料理の数々。全てがアジアン屋台を思わせる本格的な美味さです。

☆茹で牛肉のフォー
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☆シーフードのフォー
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☆揚げ春巻き
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☆ソーメンでいただくタイ・カレー(グリーン)
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☆ラオス風水餃子
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☆生春巻き
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☆シーフードのお粥
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そんな、梁さんのお店も5月末日で店を閉めました。

立地の悪さ、店内設備の老朽化(もともとの)、梁さん自身の健康などなど諸般の事情からです。2ヶ月ほどしたらまた新しい場所で再出発されるそうです。

あっという間の出会いと別れでしたが、すぐにまた再会できることを信じてます!
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by amarali1969 | 2006-06-05 00:01 | 食事


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