ミニマムなアレーナ・ディ・ヴェローナというパラドックス♪

今日は大学時代の同期とオペラ鑑賞♪

東京国際フォーラムでヴェルディの歌劇「アイーダ」を観てきた。
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アレーナ・ディ・ヴェローナ財団が往年の名テノール、プラシド・ドミンゴとコラボして一夜限りの「アイーダ」を公演。場所は東京国際フォーラム!
前から5列目のど真ん中。音響の悪い箱だけど、しっかり声は響いてきました♪

あ、同期の女子にバレンタインのプレゼントをいただいちゃった!
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かえって気を遣わせちゃったね! ありがとう!

アレーナ・ディ・ヴェローナというと約16,000人もの観客を収容できる古代ローマ時代の屋外闘技場跡地で開催される野外オペラの殿堂。とにかくスケールのでっかい演目が特徴で大群衆に象は出るは馬は出るは、スペクタクルな演出が観客を魅了します。

東京国際フォーラムのAホールでオペラが演奏会形式ではなく通常の舞台形式でかかるのは初めてだそうで。理由はその舞台の奥行きの無さ。
大掛かりな舞台転換が必要なオペラでは、通常表舞台の後ろにそっくりそのまま舞台が入るスペースが必要で、特にヴェルディの「アイーダ」とかプッチーニの「トゥーランドット」では奥行きは大事!

そんなこんなでアレーナ・ディ・ヴェローナがオペラをかける小屋としては東京国際フォーラムほど予想だにしない場所は無いわけです。

逆に演出家にとってはこれほど挑戦し甲斐のある舞台はないかもしれない。

そして演出家が出した答えは背景はCGコンピュータグラフィックスを使うということ。
舞台後方に大きなスクリーンがあって、そこに古代エジプトの風景や遺跡を効果的に投影するもの。
これがなかなかはまっていて、特に第三幕以降は非常に効果的だったよ。
大舞台が必要なアレーナ・ディ・ヴェローナをいかにミニマムな舞台に仕上げるかと言う逆説に見事な答えを出した感じ。

歌手ではダニエラ・デッシーのアイーダの独り舞台!
ラダメスのファビオ・アルミリアートも線は細いが一生懸命さが伝わる熱唱で尻上がりに良くなっていきました。
あとはアモナズロの新進のバリトン、クラウディオ・スグーラが存在感のある演技と歌唱で舞台に深みを与えていた。

ドミンゴの指揮はオケを鳴らせるよりも一歩引いてダニエラ・デッシーの完全サポートに徹しているようで。

ともあれ、オペラ舞台の新しい可能性がちょっと見えるような舞台だった。
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by amarali1969 | 2010-02-14 21:51 | 音楽


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