カルミナ・ブラーナ@東京文化会館♪

東京・春・音楽祭の最終演目、『カルミナ・ブラーナ』初日に行ってきた♪

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☆モーツァルト/交響曲第35番 二長調 K.385 《ハフナー》
☆オルフ/世俗カンタータ《カルミナ・ブラーナ》

 指揮/リッカルド・ムーティ
 ソプラノ/デジレ・ランカトーレ
 カウンター・テナー/マックス・エマヌエル・ツェンチッチ
 バリトン/リュドヴィク・テジエ
 管弦楽/東京春祭特別オーケストラ
 合唱/東京オペラシンガーズ
 児童合唱/東京少年少女合唱隊
 合唱指揮/ロベルト・ガッビアーニ

まずはハフナー。

僕モーツァルトって苦手なんです。
どーしても眠くなってしまう・・・

でも、ムーティの指揮はタイトで切れ味が鋭く、奇跡的にモーツァルトで眠くならなかった(^^;
モーツァルトのレビューがこれだけっていうのもどうかと・・・


休憩を挟んでいよいよ『カルミナ・ブラーナ』です!!

誰もがこの曲の冒頭は聞いたことがあるはず。よく映画にも使われるし、サッカーの中継番組でも使われていたような気がします。

もともと19世紀初めにドイツ南部、バイエルン州にあるベネディクト会のボイレン修道院(ベネディクトボイエルン;Benediktbeuern)で発見された詩歌集に、カール・オルフが作曲した世俗カンタータなんですが、その歌詞が全然おちゃらけていて笑えます。

冒頭のティンパニー、それに続く合唱の第一声から、東京文化の大ホール、あのでかい箱が鳴り響きます。

いやー、合唱が巧い!
確かに人数は多くて80~100人くらいだったかな。でも迫力だけでなく、よくコントロールされている。
子音の立て方が綺麗だし、特にテノールが巧いんだな。

ソリストでは、まずバリトンのリュドヴィク・テジエの朗々とした美声にやられました。
これが美声だけでなく、節回し、表現が豊かで自然な技巧が気持ち良い♪

その表現力が “Ego sum abbas” で遺憾なく発揮されてます。

出番は少ないもののカウンターテナーのマックス・エマヌエル・ツェンチッチも、もと少年合唱団のソプラノというキャリアを活かした発声で力強さと儚さを併せ持つ、美しい焼き白鳥を演じています。

今回どかんとやられたのが、ソプラノのデジレ・ランカトーレ!

この写真より全然可愛いんですよ、実物は!
まず見た目でどーんとやられて。

で、声も全く癖の無い、まろやかで非常に聴きやすいソプラノ。
この声と容姿で “ Dulcissime” なんか歌われた日にゃー、昇天ですよ(´Д`;)


もちろん、この演奏会の主役は帝王、リッカルド・ムーティ!

猛獣使いのように大降りでアクションする指揮が尋常無くカッコいい!!
こんなに飛び跳ねるムーティは見たことが無い。

そんな指揮から紡がれる音楽がまた、生き生きとしつつ切れが良い極上のカルミナで。
あぁ、まだ音の残滓が頭の中を駆け巡って、今日は眠れないかも・・・
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by amarali1969 | 2010-04-09 23:53 | 音楽


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