燦然と降り注ぐ聖俗の光@ミューザ川崎♪

今日は川崎の素敵なコンサートホール、ミューザ川崎でマーラー♪
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第700回定期演奏会Aシリーズ【定期演奏会700回記念公演】

マーラー/交響曲第2番『復活』

指揮:エリアフ・インバル
ソプラノ:エミ・ナーデルマン
メッツォ・ソプラノ:イリス・フェルミリオン
合唱:二期会合唱団
コンマス:矢部達哉

ミューザ川崎はプリンシパル・コンダクターに就任したエリアフ・インバルのお披露目公演以来。
そのときも演目はマーラーで八番でした。

席は前目の6列目、中央右よりでした。

3月のサントリーホールでのマーラー3番でもそうでしたが、本当に都響の安定感はさらに充実を増し、安心して聴いていられるマーラー。
綺麗に演奏できるのは当たり前、マーラーの醜い部分も手をつけ始めているのはインバルの薫陶のおかげか。今後も非常に面白いマーラーが聴けそうな予感がします。

第一楽章は幾分おとなし目に流れていきますが、それでもところどころポイントで絶妙なフレージングで聴かせる音に耳をそば立たせてしまいます。
第二楽章の弦は本当に聞き惚れる。ピッチカートの豊かな響き、角笛の旋律を特に際立たせているバランス感覚。
第三楽章の諧謔的な咆哮と爆発、なかなか聞かせます。
第四楽章、メッツォのソロですが、都響が巧いのはこういうところも。歌を絶妙の音量で支える低弦パートの技巧がきらりと光る瞬間です。
そして第五楽章。圧倒的な音の洪水、天から降り注ぐのは聖歌でもあり俗世の喧騒でもある。舞台袖の別働隊バンダの効果も技術も素晴らしかった。合唱は出の部分で「?」と思ったけど、総じて良かったのではないでしょうか、晋友会合唱団のほうが好きだけど。

あえてこのミューザ川崎で大規模構成の曲を聴くことが、癖になる。ここでベルリオーズのレクイエムとかシェーンベルクのヤコブの梯子なんかを聴いてみたいな。
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by amarali1969 | 2010-06-18 22:10 | 音楽


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